Tomorrow May Be Even Brighter Than Today

タイトルはOnly Yesterdayの一節からとりました。主として、一口馬主を中心とする競馬、トラを中心とする野球、ナイナーズ&スティーラーズを中心とするNFLの3つのテーマを柱とする個人的趣味的ブログであります。

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さよならは別れの言葉じゃなくて 再び会うまでの遠い約束

2011年9月、震災の影響がようやく薄れてきた9月、当時K市にいた私のもとにニシシブヤから募集予定馬のカタログが送られてきました。私がこの仔の姿を見たのはこれが初めてになったわけですがその時の印象

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ほぼ決めてたサセッティ10は見れば見るほど悩みますね。馬体的に大きなマイナスはないもののピンとくるところもないし、またDI産駒のセインツ、ダメ産駒のプレイヤーとも晩成の傾向がでていますからハーツ産駒のこの子もデビューは遅いだろうというのも悩む材料です。ティエッチマンボ10にしてもグレイトフィーヴァー10にしてもあまりデビューは早くなさそうですから、再来年の秋にまたやきもきしそうな感じがします。正直ヒラ目で選んだ時この馬を取るかといえばNoですね。
逆によく見えてたのはこの子のお隣の馬と同じ山本氏所有牝馬の子、それとこの子と誕生日が同じのあの子。


あまり好印象とは言えなかったようです。いつも書いてますけど私は生で15回見てますが一度もこの仔を「バカによく見える」と思ったことはありません(笑)。とはいえハーツならキャロのテンシンランマンかこれかなあというところでしたし珍しい牝馬クロスもあってこちらに申し込みました。
当時の(今でもか(笑))東サラはさほど争奪戦も激しくなく無抽選で当選、東サラでは3頭目、全体では42頭目の出資となりました。
なお馬名募集はレッドビューパーズでだしてあえなく落選でした。

時は流れて1年後、デビューは遅いと思ってたこの仔でしたが10月の東京で鞍上に当時15連敗中のEを迎えてのデビュー戦

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やっと…
やっと…
やっと…
16戦目で…
(検閲)ハラショー
きました!!(号泣)
ハーツ産駒初勝利&ノーザン2勝目です。

騎手Eは結局この仔で勝ったのはこの1勝のみ
2度も2ケタ大敗に沈めた御恩は一生忘れませんからね!

このあと鹿戸先生は阪神JF挑戦をぶち上げます。今年もそうでしたが1勝馬にとっては狭き門、結局同馬主のレッドマニッシュともども6/17の抽選に臨むことになります。出れるかどうかわからん馬にEは見向きもせず、騎手はその後ながーーーい付き合いになるコーセイと発表になります。そして抽選
6/17…通りました。
今、手が震えてます。

ちなみにレッドマニッシュも当選しましたが同父のオツウは落選、明暗を分けることになります。

そして迎えた2012/12/9、行きましたよ、仁川へ。
その日の仁川は観測史上最低記録の気温(嘘)、口取りが当たってましたのでスーツ着て六甲おろしに震えながらの観戦でした。
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直線、内にもぐりこんだ体の小さなこの仔を見失ってしまい、ゴール前、「シルクの馬かぁー」と見てたのですが…
「なんか場内実況でこの仔の名前を言ってなかった?」とターフビジョンに映ったリプレイを見ると、黄色と白の染め分け帽の馬がクビ+クビの3着に来てます。つまりあと一歩のところでG1初制覇+お立ち台を逃したことになります。

敗れたのは残念だけどこれなら早いうちに500万勝ってトライアルから桜花賞へ…暗転したのが土曜日でした。
レッドセシリアが骨折
競馬ブックからです。
全治6ヵ月だそうですのでこれで春はなくなりました(>_<)。


アユサンだメイショウマンボだと阪神JFで下した馬たちがG1を制覇するのを横目にこの仔は休養、8か月後函館で復帰戦を迎えます。なんでも当初新潟で使う予定だったそうで、コーセイが「それなら新潟に来る!」とまで言ってたそうです。
その復帰戦は3着でしたが、そのあともう一度休養を挟んで10月、大雨の東京競馬場でした。

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実は私が一番好きなのはこの写真、小さな体で泥だらけになりながらの勝利、本当に根性のある馬です。

明けて4歳、東京のマイルに狙いを定めた陣営が選んだのはテレビ山梨杯、私は初めて口取りに当選、結果
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東京競馬場で口取り達成!というちょっとはやいバースデープレゼントをいただきました。
この時の口取りはまるで重賞の時みたいにならんでるんですよね。

これで準オープン入りしたこの仔、表彰式のあたりでは陣営からVMという言葉が聞こえてきます。
オープン入りを狙って登場したのが初音ミクS、この時はコーセイが構えすぎて差し届かず2着に敗れたもののオープン入りは間近と思ってました。

このあと休みを入れて5月、勝ったらレントーでVMとか言うウワサもあった因縁の湘南S、E騎乗でまさかの大敗…ルクソール氏は1週間ほど寝込んだらしいです(嘘)。

「このレースは見に行かなかったから負けた」と結論付けた私は、次走函館まで追っかけを敢行します。

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55.5キロもものかわ、ここでは力が違うとばかりに一発で準オープン復帰を決めます。

さあオープン入りだ!重賞だ!と息巻いた私ですが、その意気込みとは裏腹にこの仔はなかなか勝てないレースを繰り返します。
秋風に立ち尽くした新潟、またしても届かなかった初音、前年の悪夢を見ているようだった湘南、重賞格上挑戦も跳ね返されたマーメイド…気が付けばコーセイは解任されVMの季節も過ぎてしまいました。

「もうこの馬は力が落ちてる。オープン入りも無理だろうからケガしないうちに引退して夢の続きは子供に託そう」…いつごろか私はそう思うようになっていました。

おそらく最後の秋になるだろう9月、約1年ぶりにコーセイに戻してのレインボーS
2000という距離が疑問でしたが最内をうまく立ち回って最後新しい天敵ユキトの馬にわずかに差されたもののひさびさの2着、「やはりこの馬はコーセイの馬だべ」と思うと同時に、得意条件のユートピアSならと思わせるレースでした。

そんな私の願いどおり陣営の選んだ次走はユートピアS

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先頭に立ったところをまたしてもユキトの馬が強襲、いやー絶叫しましたよ(^_^.)。伸びではユキトの馬の方が上に見えたのですが最後この仔がグッと伸び頭差しのいでようやく悲願のオープン入りを果たしました。

そしてオープン馬として迎えた重賞ターコイズS、正直マーメイドSの結果と前走もっとも得意のはず条件で辛勝だったことから大敗しなければ…と思ってました。
結果スローな展開をたった1頭後ろから追い込んできての4着(なおこの馬の前にいたのは3年前明暗分けたオツウで何の因果かヤネはユキト、あんさん俺に何か恨みでもあるんか?)、このレースが史上最高馬体重出走でしたし「もしかして今まで能力だけで走っててこの馬が本格化するのはこれからなのかも」…そんなことも思い始めたのですが…

15.12.21
(引退)
トレセン帰厩後に脚元のチェックと合わせレントゲン検査をおこなったところ、右前膝に剥離骨折が確認されました。獣医師より6ヶ月との診断を受け、本馬の今後につきまして関係者間で協議をおこないました結果、残念ではございますが引退の結論に至りました。出資会員の皆様には、追って書面にて詳細をご報告いたします。長い間、レッドセシリア号にご声援いただき、ありがとうございました。
※12月25日(金)に骨片の除去手術を行う予定です。
鹿戸調教師「前走でも力を示してくれて、また重賞タイトルを狙いにいきたいと思わせる走りを見せてくれた矢先のアクシデント。以前の古傷とほぼ同じ箇所ですし、6ヶ月という診断からもここで引退という形がベストだろうという判断です。お母さんとしての大事な仕事も控えていますし、本当に残念ですが、いまは大きな事故にならなかったことを幸運だと思うようにしています」


脚付きが悪く体質も決して丈夫とは言えないのにいつも頑張っちゃう馬、そんな彼女の脚がまた悲鳴を上げてしまったようです。
鹿戸先生の言う通り「大きな事故にならなかったことを幸運だと思うことにする」しかないですね(/_;)。

最後はあっけない幕切れでしたがルクソールシチーやサンジェナーロのように命を取られたわけではありません。
もともと私は年内引退希望でしたから、「神の見えざる手」が特別に働いてそのようにし向けてくれたのだと思うことにします。

全治6ヵ月ですから来年の繁殖シーズンに間に合うかはわかりませんが、いつかはこの仔の仔が生まれるでしょう。
東サラは牧場系クラブではないですから募集牝馬の仔がまた募集になるとは限らないのですが、いつも書いてるようにこの仔は山本氏所有のサセッティの仔ですから所有権は山本氏にあり、どのようにするかは山本氏の一存で決めることができます。普通に考えればレッドディザイア14のように「売り物にならない」と判断しない限りは東サラで募集されるでしょう。
そして私には母馬出資者優先権があります。この仔が果たせなかった夢は子供に託したいと思います。

ともかく今は鹿戸先生を始めこの仔にかかわっていただいたすべての方(Eと特に名を秘すが先ごろ引退された札幌在住のあの方を除く)にお礼を申しあげるとともに、
セシリア おつかれさま そして ありがとう
そう言葉をかけてあげたいです。

以下、わがTCの中でこの仔がどれだけすごかったか? の話

最高一口賞金獲得馬
1位がセシリアで302,725円ですが、2位のエルマンボは161,275円でほぼダブルスコアに近い差

最高回収率馬
やはりセシリアが1位で605.5%、要するに募集価格の6倍です。2位はなんとオレ様ですが289.0%でダブルスコア以上の差。

そうそう私の悲願だった「馬なり1ハロン劇場」登場もこの仔が達成してくれたんですよね。

20151205B (10)
またまた「コーセイ連呼」のためやや失敗気味ですが、これが最後に撮ったセシリアの写真。

Good Luck , Cecilia!
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| 一口馬主ライフ | 22:08 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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