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Tomorrow May Be Even Brighter Than Today

「明日は今日よりいい日になるだろう」。主として、一口馬主を中心とする競馬、トラを中心とする野球、ナイナーズを中心とするNFLの3つのテーマを柱とする個人的趣味的ブログであります。

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レッドデセーオ ~So Long 嬢様

ここに2枚の写真があります。
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見てのとおり「栗毛食欲旺盛不真面目嬢様」ことレッドデセーオです。上は2011/4/3のデビュー戦@阪神、下は2013/3/9の結果的にはラストランとなった22戦目@中山。
さっきこの馬の戦績を見て気づいたのですが、この2つのレース、ともに「勝ち馬から1.7秒離された13着」なんですね。でもこの2枚の写真の間にはホントにいろんなことがありました。

時はデビュー戦からさらに1年さかのぼった2010/3のこと、そろそろ成績が下り坂になってきたY社に見切りをつけ始めたエクリプス氏(当時はそんなHNだったんですよ)は、新規加入クラブとしてグリーンと東サラに目をつけカタログを取り寄せました(この時なぜロードを見逃したのかは不明です)。
最終的に東サラ出資に絞り3頭ほど目をつけました。

2010.3.8
ちょっとお金に余裕がてきてきそうだったので。会費分の予算オーバーになるけど東京TCに手を出すことに。いつから募集してるかしらないけど相当たってるだろうし、最近の活躍もあるから、当然めぼしい馬は満口になっている。
そのなかからピックアップしたのが

♀レミニセントリー08(父タキオン)    35K 庄野
♂シャリマーガーデン08(父ネオユニ)  55K 藤澤和
♂タイキポーラ08(父ハーツ)        60K 松元茂

一番よく見えたのはタイキポーラ08。体で選ぶとやっぱハーツっ子になる(笑)。昨日半兄が新馬勝ちしたね。ただクラブHP見ると奥手との情報である。
シャリマーガーデン08。泣く子も黙るカズオ厩舎。去年私が軽視したネオユニ産駒だね。兄弟に活躍馬がいない分このお値段なのかな。でも私は本質的にカズオ先生嫌いだからなぁ(笑)。
レミニセントリー08。お手頃価格だし、今のところ社台系2頭を抱えてる私がほしい非社台系はこの馬だけ。ただ母が高齢(1992生)なのと馬格の割に管囲が細いのが気になるところ。タキオン産駒だけにね。
で、一つ気がついた。
あくまでこれは残り物なのであると。とすると人気の高いはずのハーツ産駒&藤澤厩舎予定の馬がここまで残ったというからには何か理由があるのだろう。タキオン産駒で一口35Kというのにもなんか理由があるのだろう(キャロのビワアラビアンでも同じこと言った覚えがありますし)。
と考えて、まあ今回は2009年度産募集のための権利取りのようなものでもあるし、一番リスクが少ない(=価格の安い)レミニセントリー08で申し込みします。ただHPでは満口直前とあるので、はじかれたらタイキポーラ08ですね(こっちは「受付中」、ただしここから申し込みが急増しそうだけど)。


結論から言いますとタイキポーラ08は競走馬になれず、シャリマーガーデン08は未勝利で終わりましたから、この選択は正解だったといえます(本当の正解は見逃したマイハート08だったということはどうか御内密に)

でも、あくまでも「結果的には」でして、この嬢様は虚弱体質なのかヤスシ君の腕が悪かったのか知りませんが、秋頃から「入厩したと思ったらすぐ放牧」とまるでどっかのエで始まる馬のようなことを繰り返し、決して早いとはいえない出資時期から起算しても1年以上もたった、新馬戦も終わってしまった3歳の2011/4/3にようやくデビューとなったわけです。
当時震災のため東日本では競馬がなく、同日にキャロのオッキオディガットと2頭出しになりましたので初の阪神遠征で撮ったのが上の写真であります。結果は…聞かないよーに(って上に書いてあるか(苦笑))。

まあ「今回は既走馬相手のデビュー戦だから」と自分に言い聞かせ、水令木改なヤスシ君の言葉に悩まされつつ迎えた2戦目、オールザットジャズから0.4秒差の4着(この仔、結構すごい相手と戦ってるんですよ)。

「お、こりゃいけるかも」と期待して嬢様の不真面目ぶりと水令木改なヤスシ君の言葉に惑わされつつ迎えた3戦目…今度は12着の大敗(ちなみにこのレースが我が厩舎300戦目)。

すると何を思ったかヤスシ君は中1週で2400戦(注:芝のです)に使ってきます。このレース、それまで乗ってた小牧騎手はアーセナルゴールに乗るため(当然の選択ですね)、先日年貢を納めたほうのユーイチ君が乗って11着大敗。

ここでユーイチ曰く「ダートの方がいいんで内科医?」と。ヤスシ君も思うところがあったらしく、次走ダート戦&アンドチーク着用で臨みます。
このレース、川田君の馬との猛烈なたたき合いにわずかに負けて2着、でも初めて馬券の対象になったし、どうやら進むべき道が見えた気がしました。

次のレース、春から使いづめで来てるしここが勝負でしょう。相変わらず危機感の全然感じられないスタッフと不真面目な嬢様と水令木改なヤスシ君に苦労しつつ迎えた6戦目、前走と同じ条件でヤネは乗りなれた小牧で1番人気
…が小牧勝負の早仕掛けが裏目に出て5着に。

これは騎手が勝負にいった結果だから恨みはしませんよ。でもこれでレース数でのスーパー未勝利出走権が無くなったしここは一息入れて最後の勝負を!と思ってたら、ヤスシ君は続戦を選択…
以下惰性で3戦するも2着、3着、2着で終わり、ついに未勝利戦終了となってしまいました。ただこの3戦の勝ち馬がロイヤルインパクト、エーシンメンフィス、メーデイアですからね、運もなかった。さっきのオールザットジャズと合わせると重賞勝ち馬が3頭もいます(だからすごい相手と戦ってるって言ったでしょ)。

さて、未勝利戦が終了してしまい選択を迫られます。ダートに転じてからは勝てないまでも掲示板は外してない堅実さを買われたようで、クラブから再入厩前提の地方転厩が発表になり、名古屋の角田厩舎へ転厩となりました。

2011/11/7、期待と不安の入り混じった地方デビュー戦、笠松での出走となります。鞍上に名古屋の丸野騎手を迎えた嬢様はなんと1番人気の出走。レースはしつこく競りかけるベストドレッサーを競り落とし、逃げ切りで7馬身差の圧勝劇を演じます。

今までの「逃げては差され追っては届かず」が嘘のようなレースぶり、こりゃー連勝で帰ってこれるかもと思った嬢様の前にまたも難敵が登場します。当時名古屋で6連勝と無敵を誇ってた瀬戸口勉氏所有(言わずとしれたオグリキャップのトレーナーだった方です)のスウィングダンス。
決戦の時は11/28の射手座特別、難敵相手に真っ向からケンカを売った嬢様は最後走るのヤメちゃって3.4秒も離される大敗を喫します(世に言う「射手座の悪夢」)。ちなみに着順は別として、芝の時代を含め嬢様が一番勝ち馬から差をつけられたのがこの時でした。

馬の心も折れたようですがルクソール氏の心も折れました。馬の精神的なダメージも心配ですしこりゃーやばいかも…迎えた地方3戦目、通算12戦目が2011/12/20のシクラメン特別、年の瀬の土古に緑のシクラメンの花が咲きました(世に言う「シクラメンの歓喜」)。

これで地方2勝した嬢様はめでたく中央復帰が決まります。しかしながら9か月の間に12戦もしたツケは重く嬢様は長期の休みを余儀なくされます。問題の再入厩先ですが、すでにヤスシ君の能力に疑問符をつけていたルクソール氏は他厩舎への転厩を要望しましたが、残念ながら出戻ることになってしまいました。

結局中央復帰戦は2012/4/28まで遅れ京都のD1800戦になります。この日オレニホレルナヨとの2頭出しとなったルクソール氏は10何年ぶりの京都遠征を敢行、11度目の挑戦となる口取り権を持っての西下でした(ちなみにこの時にはオレホレの口取り権も持っての西下でしたのでホントに勝負かかりだったわけです)。さらに口取り請負人H様の加勢も受けてのレース。
レースは…このレースは小牧&嬢様のベストレースと言っていいかと思います。時計自体は遅く恵まれた感もありますが、ロケットスタートから絶妙のペース配分で、最後追ってくる宿敵シーズガレットを抑えこんでの勝利、それとともにルクソール氏悲願の口取り達成となりました(涙)。
上の写真、ヤスシ君(馬の陰に隠れています)は「お待たせしました」と一言、みんな「ここまで長かったなー」と言いあい、小牧騎手は無愛想(笑)、東サラのお姉さん(厩務員の横に並んでる人です)は段取り悪し(笑)と思い出の1枚です。

このあと1000万下に出るというプランもあったようですが大事を取って(?)降級、再度500万下のレース、一度勝ってるわけだからすぐに…と思うほど競馬は甘いものではなく再び悶絶の日々(笑)が続きます。
2→6→3→2→10
いつしか小牧騎手は解任され主戦は和田騎手になってました。なかなか勝てない日々に助手先生は坂路調教とか考えてくれていたようですが、ヤスシ君はまーーーーーったくやり方を変えようとしません。

2012/11/17 福島D1700 ヒカルドウキセイ中舘騎手騎乗で4着
2012/12/19 中京D1900 再び中舘騎手騎乗で3着

ここで中舘騎手より「右回りのもうちっと長い距離がいいんで内科医?」との進言。助手先生の言うことは聞かないヤスシ君でしたがジョッキーの進言はすぐ聞くようで、次走は短期放牧を挟んで2013/2/9、小倉のD2400戦となりました。鞍上は進言の責任を取って(?)中舘騎手、ルクソール氏は「小倉に行きたしと思へど小倉はあまりに遠し」でテレビ観戦となりました。
中舘騎手は2コーナーから追い通し、やっと差を詰めて、直線逃げるラインレグルスとの一騎打ちになりますがそこからなかなか差が詰まりません。どれだけ叫んだか覚えてませんが、ゴール寸前でやっとラインレグルスを交わして4勝目、これが一口あたり獲得賞金史上2位に躍り出る勝利となりました。

そして今度こそ1000万下のレース、ヤスシ君は中3週で中山のD2400を選択します。前走から見て相当にズブくなっているようだしD1800よりこちらの方が可能性はあるかもしれません。ただ中舘騎手は中京に行ってしまいましたので誰が乗るかが問題。
結局ヤスシ君の力かクラブの力かわかりませんがウチパクを抑えることに成功、状態もいいようで、言い訳のできない状態で、通算400戦目となる2013/3/9のレースを迎えます。
この日ヴィーヴォとの2頭出しとなったルクソール氏は2ヵ月ぶりの中山参戦です(どうでもいいですがこの馬が出るときはなぜか2頭出しが多かったですね)。
結果は逃げた馬をつつきにいったら自分の息が切れて大敗、ただレースのペースはそれほど速かったわけでもなく、正直このクラスでは厳しいかなとの印象を持ったレースでした。

レース後ヤスシ君はもう1度中山のD2400に使うと言明、そこに向けて調教を再開した矢先に骨折発生。この馬は牧場との約束で5歳12月で引退と決まってますので、骨折の程度によってはそのまま引退の可能性は高いと思いましたし、それもやむなしと思いました。
でも当初のクラブの発表では大したことないような感じでしたし、じゃあ秋に戻れるのかなと思い始めた矢先にクラブは「実はボルト2本も入れる手術だった」ことを白状。無論引退決定となりました。

全22戦で4勝2着5回3着3回…付言すると4着2回5着1回ですから掲示板を外したのは7回、2ケタ負けたのが5回ありますがうち3回は芝のレースでのもの、勝ちきれない馬でしたが大崩れもせず堅実に走ってくれました。ルクソール氏が常日頃この仔を「不真面目嬢様」と呼んでたことはこのブログを見てらした方なら知ってると思いますが、最近のコメントを見ると不真面目さもずいぶん影を潜めてたようです。ただ真面目に走るようになった分、恐怖のタキオンタイマーの作動を早める結果になったのかもしれません。
でも、結果的にはフィックルベリーより早い引退となりましたが、彼女の時のような「やり残した感」はまったくありません。脚の手術をしたわけですから繁殖は来年からと言うことになると思いますが、今はただ「お疲れ様でした」と。そして「いい子を産んでいつまでも元気で」と。

一つ心残りなのは…東サラは下河辺牧場との縁を切ったらしいので(11年産に下河辺牧場の馬がいない)、子供に出資できなさそうということですね。でも、どの馬主の元で走るのかわかりませんが応援しますからね。

そうそう、ヤスシ君。私はあなたの腕は信用してないし(この仔の勝利は角田先生と小牧騎手と中舘騎手と助手先生のおかげと思ってますから)、今後あなたの馬に出資することもないだろうと思いますが、長い間この子の面倒を見てくれたことについてはお礼を言っておきましょうか。それと最後に骨折したのはあなたのせいではないと思ってますのでそれも責めません(世には責めてる輩も多いんですけどね)。

最後に1つ問題、「関東在住のルクソール氏が関西馬であるこの馬の最初と最後のレースに立ち会った」だけでなく、ほかにこの記事読んで気がついたことありますかね? つくづくこの馬は記録と縁があるようです。

| クラブ馬主・その他 | 17:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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レッドデセーオ3 ~まっ逆さまに 落ちてデセーオ

通称「アキナコンビ」、アレグロヴィヴィヴァーチェ♪好走の後を受けて、最終レースにDesire(英語訳)が登場、先の記事でも書きましたがこれが400戦目。
メンバー唯一の昇級初戦で相手もそろってますが、調子はよさそうだしウチパク確保だし久々に3枠引いたし何とかならないものかと。

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出待ちの前のレースより、同一馬主3頭出し…結果はこの3頭に囲まれた5番のクラウンロゼでしたね。

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今日のニッカン、ま、冷静に考えれば印は薄いよね。

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注目の馬体重、この子は500切ってこないと話になりませんが…
通し!
関係ございませんが脩の取れた石橋様の名前も見えます。

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さて、のっそーりと出てきました。

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調子は悪くないとのことでしたが…もっと毛艶のよく見える馬じゃなかったでしたっけ?
あと、よく言えば「落ち着いてる」、悪く言えば「元気がない」かと。

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誰かさんと違ってにらむ癖はありません(笑)。

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ライバル馬たち、「なんでこんなところにいるんだタナトス」

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「番長にいいとこ見せたいんかリーゼントブルース」

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元POG馬、「中山ナントカの弟だったけサウスパシフィック」

このほか撮るの忘れましたが本家のロケットダッシュイヴなんかもおります。

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とまーれーのあと、ヤスシ君がいないのはわかるけど、ウチパクは?(珍しく前のメインに乗っていないのです)。

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人様の趣味をどうこういう気は毛頭ございませんがよくこんな色の帽子を買えるものです(苦笑)。

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人気、5番人気かな、複勝は本家の方が売れてるんですね。

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と見てたら、さりげなく赤の5番が入場。見逃すところでした(笑)。

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なのでウチパクは乗らなかったんですね。でも先入れが必要なほど元気がいいようにも見えなかったのですがね。

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2枠両頭のそろい踏み

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リーゼントはすぐ返し馬に

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タナトスは早めの入場だったのですが他の馬が全部終わってからおもむろに返し馬に。

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スタート、たまに遅い時のある嬢様ですが今日は五分の出。

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行くかと思いきや内からリーゼントが主張して2番手づけ、ここまでは前走と同じです。でもリーゼントって逃げ馬でしたっけ。

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1周目の4コーナー

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リーゼントがかなり離します。

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「嬢様懸命に追い上げるも届かず2着」なわけなく1周目のゴール板前通過です。
さっきあった差があっという間になくなってるんですけど。

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レースは淡々としたペース。でもデセーオ以下の馬が終始リーゼントにプレッシャーをかけ続けています。

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今度こそ勝負どころの2周目4コーナー。
嬢様の脚だとこのあたりでは逃げ馬に馬体が合うところにいなければいけませんね。

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まだ2番手グループにいるといえばいますけど…戦線離脱模様。
この後、もう無理と判断してウチパクはレースをやめてしまいます。

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勝ったのは人気薄ジャンナ、2着タナトスですから差しの競馬になりましたね。

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終始プレッシャーをかけられ続けたリーゼントは5着。

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終始プレッシャーをかけ続けたデセーオは(自粛)。

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どうやら故障はなさそうです。お疲れ様でした。

で、敗戦の弁
3月9日レース後談
内田騎手「逃げ馬を前に置いてこのまま行ければと思っていたのですが、1週目のスタンド前辺りからペースが落ちてきて、ゴール板を過ぎたところでは逃げ馬と併走するような形に。行きたくなかったので並走でも半馬身後ろからの競馬になりましたが、3コーナー付近から外から被され内の馬とも挟まれる感じで厳しい競馬になってしまいました」
庄野調教師「距離は前走で問題ないと思っていますが、今日は自身のリズムで競馬できなかったですね。もう一度、4月6日の中山D2400を使ってみたいと思っていますが、使い詰めで来ているので、状態を確認してから続戦するか決めたいです」


私は「行っても」と思ってたのですがウチパクは「行きたくなかった」と。難しいものですね。
私は「力負け」と思ってますがヤスシ君は「自身のリズムで競馬できなかった」と。ホントかー?。
まあ「一度だけじゃわからん」という考えもありますから馬に問題なければ同じ条件で使ってみるのもいいんじゃないですかね。ただ今日と同じようなメンバーになることは間違いないでしょうが。

そうそう、ヴィーヴォの方
3月9日レース後談
三浦騎手「直線で前が壁になって追いづらくなりましたが、馬自身の闘争心の強さで狭いところを縫って伸びてきてくれました。以前より気持ちの面で強くなっていますね。まだ緩さはありますが、ギアが上がってからのトモの踏み込みにも力強さが出てきています。成長しています」


あれ? これだけ? 鹿戸先生は誰かさんみたいに花粉症が悪化しましたかね(笑)。
コーセイの話は多少は盛ってるとは思いますが、この馬を買ってくれてそうです。いろいろ誉褒のある人ですが、私はこの馬はコーセイでいいと思います。イン突きで詰まるシーンを多々見るかもしれませんが(笑)。

あとコーセイがイン突きで失敗したレースの写真があることはありますが…ちょっと体調が良くないので、保護者の方は期待しないで待っていてください。

| クラブ馬主・レース出走 | 21:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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レッドデセーオ2 ~いない時も頑張れたことが 今になって自信になって

本紙既報のとおり昨日は京都競馬場へ。
順番からすると登場順は3番目なのですがやはりこの馬から行きたいと思います。

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セイウンスカイの菊花賞以来の京都競馬場、何年ぶりになるんですかね。

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有名なシンザン像

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馬頭観音の横にあったライスシャワーの碑。最近某板での迷惑なバ○者の行動でライスも草葉の陰で泣いていそうです。

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セイウンスカイの菊花賞の時の実況を覚えてますか?
「まさに今日の京都競馬場の上空とおんなじ!青空!」
そして今日も快晴、しかしアッチイ。それも道理で京都市はなんと真夏日だったそうです。

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恒例、今日のニッカン。和田姐さん、無印はないだろ。

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迷った末買ってしまった馬券、今日はこんな馬券を売ってました。

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一回り成長したとのコメントがありましたが-23キロ! 大丈夫かなあ。人気は予想通り(って非公開の予想には1mgの価値もありませんが)3番人気。

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出てきました。あっ、シャドーロールもチークピーシーズもしてませんね。

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特にガレては見えませんでしたが、とりたてて良くも見えませんでしたね。ちょっとうるさかったしあまり成長したようにも見えないけどなあ。
今日持ち馬が出走されないのに私のためにご足労いただいたH様も良くは見えなかったとの感想でした。

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ちなみにこれがデビュー戦の時の嬢様。約1年前ですね。

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某嬢と違ってガン飛ばすようなことはありませんでしたが…(笑)。

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私がお嫌いのようでここへ来ると顔をそむけられてしまいます(苦笑)。

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このポジションを選んだのはこの構図が撮りたかったからです。庄野先生と小牧の横断幕に挟まれた嬢様。

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このレースの一番のライバルであろう1番人気のシーズガレット。9月のスーパー未勝利からずうっと使いづめで来てるのにタフですね。

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とまーれーの後、一番遠いところに止まってしまいます。

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小牧騎乗の嬢様。後ろに庄野先生(2階級格上げです(笑))がいます。

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何思う小牧。嬢様もさすがに目が三角になってます(笑)。

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本馬場入場。

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すぐ返し馬に行きます。いつも思うのですがこの子、首の長さの割に頭が小さくないですか?

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いつもならここでD90をクロークに預けてS9100の出番になるのですが、H様に快くクローク係と記念写真係を引き受けていただいたのでD90の続投です。
集合の合図がかかってスタート地点に向かう嬢様です。そういえばこの子、芝でも走るような気がするんですけどね。

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スタート、嬢様速っ!

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そのまま先頭に立ちます。
2F目が11秒台でしたが、その後13秒台のラップが3回続きます。

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3コーナーのあたり、このまま楽に逃がしては面倒と見たか1番人気のシーズガレットと2番人気のアクロスザライトが詰め寄ってきます。先週のレッドヴォーグと同じような状況ですね。
小牧もペースアップ、ここから12秒前半のラップが3回続きます。

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直線のたたき合い、逃げるデセーオ。

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あと200、突き放してセイフティリードを奪ったと思ったのですが…

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やっぱりシーズガレットが来ます。

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また差されちゃうのか…

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シーズガレットの急追を1/2馬身しのいでゴール。ついにやりました!
ちなみにさすがに疲れたのか最後の1Fは12.9秒かかってます。

ルクソールさんは口取りに向かいましたので、この後はH様が撮影された写真です。快く転載許可をいただきましたのでアップさせていただきます。

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戻ってきた嬢様、絞り気味で写真を撮るルクソールさんとの作風の違いがでてますね(笑)。

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記念撮影に引き出されてきた嬢様。

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11度目の挑戦でついにウイナーズサークルに立つことができました(/_;)。
でも一番最初にチャレンジした一昨年11月の頃には「東サラの馬」「京都」で達成するとは思いもしなかったですが。

以下ウラ話
・東サラのお姉さん、慣れてないようで段取りがよくわかってないようでした(表舞台しか見ていないH様も同意見でした(笑))。最後も庄野先生に忘れ物を届けられるし(爆)。関西キャロを取り仕切る大御所のお姉様とはちがいますね(笑)。
・みなさん、「長かったけどようやくここまで来たー」って言ってましたね。ずっとデビューを待たされて…勝てそうで勝てない時期が長く続いて…「射手座の悪夢」で心を折られて…先生や騎手に対する想いは違っても私と同じような経験をされてきたんですものね。
・庄野先生もさすがにホッとしたような感じでした。
・小牧騎手は意外と無愛想でした(苦笑)。ノリみたいに話せとは言いませんが「おめでとうございます」くらい言ってもよさそうなものかと。

さて、今までいろいろ書いてきましたけどともかく結果を出してくれたのですから、庄野先生に関する批判および処分(?)は取り消しにします。
それと最後まで頑張って走ったデセーオも「不真面目」の看板は削除しましょう。以前のデセーオだったら絶対シーズガレットに差されてました。そのあたりが「成長」なんでしょうかね。
なおデセーオはこの日、「L氏臨場」「L氏馬券購入」「2枠」の3つの呪いを打ち破っての勝利であります。

中央復帰初戦でいきなり500万下を突破したデセーオ嬢、これからどれだけ上を目指せるか、これからがまた庄野先生の腕の見せ所だと思います。ともかくも今日のところはありがとうございました。

最後にH様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

| クラブ馬主・レース出走 | 11:35 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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レッドデセーオ1 デビュー戦 ~桃色吐息 その1

本紙既報のとおり日曜日はデセーオ、オッキオの2頭出しとなったため、オッキオ同様直前入厩で阪神初出走しました。

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はーるばるーきたぜ阪神へー ってな感じです(これは携帯の写真)。

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まずは馬頭観音へ安全祈願、阪神も中山同様場内にあるんですね。ただ関東2場と違って幟がないですね。

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来た時は1R前で1Rから写真もありますが、今回は5R、8Rを先にアップします。

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馬体重、新聞では480キロ推定でしたが、はるかに重い498キロ。お尻がゲートに入らないわけです(笑)。

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人気、上3つからは離されていますが4番人気、最終的には6番人気だったようです。

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デセーオ嬢登場。2人引きです。馬体…太いですかね?

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やや小走り気味に周回してますが、気になるレベルではないと思います。

メンコの縁取りは勝負服に合わせたものでしょうか。

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チームルクソール初騎乗の小牧騎手。なに見てるんですかね。お乗りになる馬はあなたの右後ろですよ。

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騎乗しました。小牧さん、お願いします。

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本馬場内、半旗になってます。

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桜はまだまだですね。例年だと大阪杯の頃には満開ですからいつもより遅いかな。

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「16番 レッドデセーオ 初出走 鞍上は小牧太、54キロ」

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作法通りスタンド前で待ち受ける誘導馬のところまで曳いていってから反対方向に返し馬します。

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スタート、デセーオは好スタートを切って好位に。

前目のポジションでレース進めますが3コーナーあたりで早くも小牧の手が動きます。

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直線、見にくいですが、ちょうどあと20のハロン棒のあたりにいます(赤の○)。もう先頭とはだいぶ差がついちゃってます。

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小牧騎手は最後まで追いますが走り方はバラバラになっちゃってます。17番の馬に並ばれてからひと伸びしたように見えますが焼石で、結局13着でゴールイン。

クラブHPから小牧騎手のコメント
小牧騎手「馬体や乗り味は良かったけど、まだ走り方を分かっていないね。素質はありそうだから、使いながら良くなってくれればと思います」

うーん…正直もうちょっとやれると思ってたんですが、懸念してた「走るのやめちゃう」癖がでちゃったんでしょうか。救いは小牧騎手も「素質はありそう」と言ってくれたこと、これはリップサービスかもしれませんが、先生もリップサービス不要の新聞記者相手に「素質を感じる」と言ってますから、見込みはあるんでしょう。なんとかこの子で東サラ初勝利になればいいのですが。ともあれ当分レースには出られないでしょうから放牧してしばらく鍛え直しですね。距離は、スピードはあるようだし集中力を切らさないように考えればもう少し短くてもいいかもしれませんね。
というわけで、クラブデビュー戦には強かった私ですが、東サラデビュー戦は惨敗に終わっちゃいました。これで取り柄がなくなっちゃったなー。

| クラブ馬主・レース出走 | 11:53 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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