リュラ5 ~私にはスタートだったの あなたにはゴールでも
鞍上のキタムラユーイチはG1の裏ですから目をつぶるとして「初のダート戦」「ステゴ産駒のダート成績」「3連続除外後のレース」「レースを追うごとにパフォーマンスが低下しつつある」とどの観点から見ても勝てそうな気はしないレースです。

それでもニッカンは▲、まさかハープスターの妹というだけで印打ってないだろうね。

ガンバレ馬券、これが的中馬券にならなければこの馬は終わりです。

馬体重ドン、ー8ですが前走は滞在競馬でしたから仕方ないか。


出てきました。くどいようですが引いてるのは山口厩務員ではありません。


-8ですが細くは見えず、この馬なりに仕上げてきたという印象です。

ただ、この馬、前に比べると後ろが貧弱に見えるんですよね。私が「よく見えない」と言う理由はそこ。


回ってるうちにションテンガリアーになってきました。写真には写ってませんが口角泡まで飛ばしてます(苦笑)。


クールフォルム、こっちはデビューが遅かったんですね。17.5万で未勝利というのも痛いですがこの馬は70万…

とまーれーがかかって

Kユーイチ登場

こちらはクールフォルムの方

加藤君騎乗の前をKユーイチが走ってます。

やっとリュラのもとへ到達。

右に見えてるのがマナブー先生でしょうか。


昨年子鮫Ⅱ君と激しい新人王争いを演じた加藤君、今年は27-22でリード…でもコーヤ君が31勝だからなあ。


ウチの馬ではエクストラシチーの勝ちがあるKユーイチ、レントラーにも乗ってましたしたまにいい騎乗してくれる時があるのだけど続かないんだよなあ。

人気、同じキャロのデュースワイルズがアットーテキ1番人気。

モナ男に導かれての本馬場入場

リュラは入場と同時にGo!


ずーーーっと見てましたが、首を高くしてゆっくりと。ダートを嫌がる感じではないものの警戒してる感あり。


こちらはホットフォルム化しております。

後で出た公式コメントによればこの時点でまともに歩けないほどションテンガリアーになってたとか。

初ダートの馬ですから出遅れて砂をかぶったら終わりの可能性があります。なのでとにかくスタートが大事…うまく出ました。

Kユーイチ君も心得て前を取りに行きます。


1周目、好位で通過したリュラ、それをマークする位置にクールフォルムがいます。

ここまでは問題なかったのですがねえ。

さっきの写真のあたりからKユーイチの手が動き始め3コーナーではこんな状態に。この時点で負けを覚悟しました。
一方クールフォルムはまだ可能性を残す手ごたえ

一頭競走中止(異常歩様だそうです)、リュラはもはや絶望の位置、クールフォルムはここから伸びれば…でしたが。

結局デュースワイルズがアットーテキ1番人気に応えて勝利。

あとは2着も16着も一緒なわけですが6着あたりでクールフォルムがゴール。

リュラゴール、これが何着だったかは忘れました。




他の馬が引き上げた後になってもただ1頭キャンターもせずにゆっくり並足で引き上げてきました。
「もう走らなくてもいいんだよ」と言わんばかりに。

そしてこれが最後の写真。
公式HP
10/2 引退
2日の阪神競馬では、まずまずのスタートから促して好位の後ろを追走。スムーズに進んでいたが、直線に入ると余裕がなくなってしまい13着。
「砂を被らないように前々での競馬を心掛けましたが、流れに乗った後はあまり余裕がなく、終始促しつつの追走でした。直線半ばでは手応えも一杯で、最後は苦しくなってしまいました。やはり芝の方がいいのでしょうが、ゲート裏のポケットできちんと歩けないほどテンションは高かったので、そのあたりも影響しているように思います。最後のチャンスでしたしなんとかしたかったのですが、いい結果を出せず申し訳ありません」(北村友騎手)
「除外で出走予定が延びてしまいましたが、その中でも順調に調整できていましたし、馬体も増えていたんです。これならむしろここまで待てたことがプラスではないかとも考えていたのですが、当日はマイナス体重。馬場に出てからはかなりテンションも高かったようで、気性の難しいところを見せた形でした。これだけの血統馬を引き継がせていただき、なんとか結果を出さなければならなかったのですが、この馬の能力を引き出すことができず会員の皆様には大変申し訳なく思っております」(池添学師)
小柄な馬ということもあってなかなか順調に使うことができず、限定未勝利戦も希望する芝は断念、ダートも除外を重ねての出走で、コンディション維持も難しかったと思います。なんとか最後のチャンスを掴みたかったのですが、道中は余裕のない追走となってしまい、いい走りができませんでした。未勝利戦に出走するチャンスがなくなってしまったことを受け、池添学調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
有無を言わさず即日引退決定、まあ4戦目大敗した時点で実質終わりでしたからね。
結局レース内容は新馬戦が一番よくて後はレースをするたびにどんどんパフォーマンスが悪くなっていきました。チュチュでも一度は盛り返すシーンがあったんですがねえ。
というわけでクラシカルチュチュに続いて勝負を賭けたリュラまで引退となりこの世代のキャロ馬は全滅になってしまいました。
この後の世代は1頭ずつしかいないですし、キャロは一気に冬の時代に突入しそうです。とにかくルヴォワールに頑張ってもらわないと存亡の危機になります。
さて、リュラのこと。
この世代の募集は×1持ってましたから前々からこの馬に行こうと考えてたのですが、写真見ても実馬見ても「悪くはない」というだけで特に良く見えたわけではありません。
それでもこの馬に行ったのはハープスターの妹だからだったんですが…
私の反省材料
・この値段なら「悪くない馬」ではなく「よく見える馬」に行かなきゃダメ
→シーザリオ15はそうしました。
・「1頭だけ」活躍馬が出てる母は見送る
→これもシーザリオ15で実践。
・引退間近の先生は避けること。
→マツヒロ先生の弊害、マナブー先生の弊害両方出てしまいました。
そうそう1つだけマナブー先生に聞きたいのは
「なぜ山口厩務員を代えたか?」
ですね。
血統が血統ですから一応は繁殖牝馬にしてくれると思います。でも産駒はエンジェルフォールのようにシルク行きでしょうね。
もしキャロで募集されたとしてもハハウマユーセンケンを行使するかは?です。体重の問題、体質の問題、気性の問題、成長力の問題…問題だらけですからねえ。
次はレグナムの話。
| クラブ馬主・レース出走 | 23:16 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑